関東はまるで梅雨空。日曜日はスッキリしない天気で、南部でも昼前後までは雨雲のかかる所がありそうです。

お出かけには傘を

日曜日は、関東付近に潜在的な前線が南下してくるため、朝にかけて北部ほど雨が降りやすくなりそうです。群馬や栃木の山沿いはザーザー降りになることもあるでしょう。そのあとも、湿った空気の影響を受けやすく、午後は南部も埼玉の秩父や東京の奥多摩周辺は、雨の降る可能性があります。また、東京湾周辺など、平野部も風がぶつかり合って、狭い範囲で急に雨雲が発生するかもしれません。あすの日中は、たとえ薄日が差していても油断はできません。念のため、雨具を持ってお出かけください。また、海上は、台風5号からのうねりの影響を受けるため、高波に注意が必要です。

梅雨明け後、梅雨らしく

「最近、スッキリ晴れないなぁ〜」と思っている方も大勢いらっしゃることでしょう。関東甲信地方は、7月19日に「梅雨明けしたとみられる」と発表がありましたが、その後あまり晴れていません。冒頭のグラフ(単位は、縦軸は日照時間、横軸は日付)で東京都心の日照時間を見ると、梅雨明け後の数日は、日差しがまずまずありましたが、最近6日間はあまり日照がありません。何だか戻り梅雨のような天気が続いています。今月全体で見ると、4日に台風3号の影響を受けた後、翌日から結構晴れているのです。梅雨明け後に、梅雨がきた感じすらしますね。

しばらく、ぐずついた天気

関東は月曜日以降も、台風5号からの湿った空気の影響で、曇りや雨のぐずついた天気が続きそうです。猛烈な暑さはありませんが、かなりの蒸し暑さが続くでしょう。昼間だけでなく、夜間も熱中症にご注意ください。