本日(26日)12時、フィリピンの東で台風9号「ネサット」が発生しました。今後、やや発達しながら北よりへ進む見込みです。

台風9号の現況と今後の見通し

フィリピンの東にあった熱帯低気圧が、7月26日12時、台風9号「ネサット」になりました。
台風9号は現在、中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は毎秒18メートルで、1時間に15キロの速さで北北西に進んでいます。今後はやや発達しながら北よりに進む見込みです。今後の情報にご注意ください。
※今年は6月まで台風の発生数が2個と少なかったですが、7月に入ると一気に増えて、これで7個目。7月に7個発生するのは1994年以来23年ぶりです。

台風には「アジアの呼び名」

「ネサット」はカンボジアが用意した名前で「漁師」を意味します。
※台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。