きょう24日、新潟県では断続的に強い雨が降っています。50年に1度の大雨となった佐渡市では、平年の7月ひと月分の雨がわずか2日程度で降った所があります。

わずか2日で200ミリを超える雨

きょう24日、梅雨前線が北陸から東北付近に停滞して、活動が活発になっています。新潟県では所々に発達した雨雲がかかり、断続的に強い雨が降っています。50年に一度の大雨となった佐渡市では、きのう23日から、きょう昼過ぎにかけて雨の降り方が強まりました。佐渡市の羽茂では、きょう午後1時までの48時間雨量が200ミリを超え、7月1位の記録を更新。平年の7月ひと月分の雨がわずか2日程度で降ったことになります。また、佐渡空港でも48時間で200ミリ以上の雨が降り、7月としては記録的な大雨となりました。

25日にかけて大雨の恐れ

活発な雨雲はゆっくり南下しており、午後2時現在、佐渡市では雨がやんでいますが、これまでの大雨により地盤が緩んでいますので、引き続き崖などの急な斜面には近づかないようにしてください。一方、中越周辺では強い雨の降っている所があります。前線の動きが遅いため、新潟県では25日にかけても断続的に強い雨が降り、雨の量が多くなる恐れがあります。大雨警報の発表されている所もあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。