雄物川(おものがわ)上流で新たに氾濫が発生。大仙市寺館(てらだて)では浸水のおそれ。

気象庁ホームページ 洪水警報の危険度分布
気象庁ホームページ 洪水警報の危険度分布

秋田県では降り始め(22日)からの雨量が平年の7月の雨量の1.5倍を超えている所があり、記録的な大雨になっています。秋田県の秋田市(あきたし)や大仙市(だいせんし)を流れる雄物川(おものがわ)では今日(23日)午前9時に上流60.2キロ、45キロ付近(右岸)で氾濫が発生したとして氾濫発生情報を発表しました。また、午後0時30分頃には新たに雄物川上流の46キロ(左岸)付近において氾濫が発生しました。
氾濫により浸水が想定される地区は秋田県大仙市協和峰吉川(きょうわみねよしかわ)、神宮寺(じんぐうじ)、花館豊後野(はなだてぶんごの)、花館間倉(はなだてまぐら)に加え、大仙市寺館(てらだて)です。
気象条件や堤防決壊の状況によっては、他の地区でも氾濫による浸水が想定されています。自治体からの避難指示・勧告などの情報に注意し、危険を感じたら早めに避難するようにしましょう。