昨日(22日)道内に非常に激しい雨をもたらせた前線は、北海道の南岸へ通過していきました。今日(23日)これからの道内は、道央や道北など晴れ間が出ますが、道東など一部で前線の影響の残るところがある見込みです。

道東 急な雷雨の恐れ

午前10時現在、道東や日高地方に雷注意報が発表されています。日高地方の注意期間は今日の夕方までですが、十勝地方は明日の明け方、釧路や根室地方では明日の朝にかけてと、注意期間が長くなっています。前線上に発生した低気圧による発達した雨雲が、前線に近い道東方面にも流れ込む恐れがあるためです。現在、道東では雨のやんでいるところが多くなっていますが、沿岸を中心に急に雷雨となり雨脚の強まることもあるでしょう。

前線 ゆっくりと道東から離れる

明日も、前線の影響で釧路や根室地方では昼前後まで雨の残るところがあるでしょう。釧路など、既に夏休みに入っている小学校もありますが、雨の降っている間に宿題を早めに進めてしまうのもいいかもしれません。前線は次第に道東から離れていくため、次第に雨の降り方は弱まり、明日の夕方には各地とも雨はやむでしょう。