きのう19日(水)の夜9時、南鳥島近海で熱帯低気圧が発生しました。今後、台風になる可能性があります。関東など太平洋側では、うねりを伴って波が急に高くなる所があり、海のレジャーは注意が必要です。

今後、台風に

きのう19日(水)の夜9時、南鳥島近海で熱帯低気圧が発生しました。きょう20日(木)正午現在、熱帯低気圧は南鳥島近海をゆっくり西北西に進んでおり、今後、台風になる可能性があります。

土用波に要注意

台風が日本から離れていても油断できません。週末以降、関東から北の太平洋側の海上では、うねりが届く所があるでしょう。「うねり」とは、遠くの台風や低気圧によって出来た波が、日本の沿岸まで伝わってくる波のことで、「土用波」とも呼ばれます。波の山はなだらかなので、沖合では分かりにくいのですが、海岸付近で急に高い波となって押し寄せるのが特徴です。晴れていて風は穏やかでも、予想外に高い波が襲ってくる恐れがあります。また、台風の発達具合や進路によっては、波がより高くなったり、うねりの届くエリアが広がる可能性もあります。今週末から夏休みに入る学校も多いと思いますが、海水浴や釣りなど海のレジャーは注意が必要です。