この先も、日中の気温が広範囲で30度を超え、体に堪える暑さ。南からの湿った空気や前線の影響で大気の状態は不安定。暑さだけではなく、天気の急変にも気を付けて。

            
            

あすの天気

あす15日は、梅雨前線がいったん離れ、広い範囲で日が差すでしょう。ただ、引き続き湿った空気が流れ込み、大気の状態は不安定です。
【各地の天気】
沖縄は晴れるでしょう。
九州、中国と四国、近畿にかけても、おおむね晴れる見込みです。ただ、午後は、山沿いで急に強い雨の降る所があるでしょう。
東海も晴れ間がでますが、内陸部では急な雨に注意が必要です。雨雲の発達しやすい時間帯は、明け方までと夕方以降です。
関東と北陸、東北は、午前中は晴れ。午後は所々でにわか雨があるでしょう。特に、関東北部と東北南部では、カミナリを伴って激しく降るおそれがあります。
北海道は広く晴れますが、釧路や網走など道東では夕方から雨の所がありそうです。
最高気温は、あすも広い範囲(全国のアメダス地点の約8割)で30度以上の予想です。

あさって以降の天気

あさって16日(日)から海の日にかけて、北海道と東北、北陸は広い範囲で雨具が必要になりそうです。低気圧や前線が通過するためです。雨の時間はそれほど長くありませんが、ザーっと強く降りそうです。関東から西でも、あちらこちらで雨雲が湧いてきますので、屋外でのレジャーは急な雨に注意が必要です。特に川では、その場では晴れ間が出ていても、上流で降った雨で急に水かさが増したり、流れが速くなる危険性があります。周辺の空模様の変化にも十分に気を配りましょう。
連休明けの18日(火)以降も、変わりやすい天気です。下のリンク「全国の10日間天気」にあるように、晴れ間が出ても、降水確率は30%前後とやや高めの所が多く、にわか雨の可能性があります。
そして、厳しい暑さも続きます。この先も日中の気温が広く30度を超え、猛暑日地点が出る日も多い見込みです。ノドが渇く前に意識的に水分を摂ったり、日陰をうまく利用するなど、熱中症の予防に努めましょう。また、体に疲れがたまってくると、熱中症のリスクがさらに高くなります。出来るだけ睡眠をしっかりとったり、適度にエアコンや扇風機を使うなど、無理のないようにお過ごしください。