梅雨前線に伴う発達した雨雲が西日本にかかっています。長崎県壱岐市では50年に一度の記録的な大雨となった所があります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。

      
      

梅雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲や雷雲が発達しています。
29日夜、レーダーによる解析で、長崎県壱岐市芦辺(あしべ)付近で23時30分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。さらに、発達した雨雲がかかり続け、長崎地方気象台は30日0時28分に『壱岐市では、50年に一度の記録的な大雨となっているところがある』と発表しました。
長崎県をはじめ、九州や中国地方では、昨日からの大雨で地盤が緩んでいる所があるうえ、今後もしばらくは非常に激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。