24日(土)からは次第に梅雨前線の活動が活発化。比較的長く、雨が降り続き、年に何度もないような大雨の所もあるでしょう。雨の降り方に警戒が必要です。

◆長引く大雨に警戒

24日(土)以降、梅雨前線が次第に九州から本州の南岸沿いに北上し、前線の活動が活発化するでしょう。再び西日本を中心に大雨となる恐れがあります。
先日20日から21日も大雨となりました。この時は1日ほどと比較的短い期間に猛烈な雨や激しい雨が降り、雨量が多くなりました。今回は2日~3日ほどと長い期間、雨が降り続き、雨量が多くなりそうです。九州や四国、紀伊半島を中心に年に何度もないような大雨となる所もあるでしょう。関東付近では南岸に前線が停滞し、今のところ、先日ほどの暖湿気の流れ込みはなく、大雨にはならない見込みです。ただ、梅雨前線が現在の予想よりもやや北上すると雨量が多くなる可能性もありますので、最新の情報もご確認下さい。

◆各地の警戒、注意期間

【九州】24日(土)は雨や雷雨で非常に激しい雨の降る所もありそうです。25日(日)から26日(月)にかけても活発な雨雲が断続的にかかるでしょう。年に何度もないような大雨になる恐れもあります。27日(火)以降も雨が降りやすく、さらに雨量が多くなる可能性もあります。
【中国・四国】24日(土)の午後から次第に雨が降るでしょう。25日(日)から26日(月)にかけては雨脚が強まり、大雨の恐れがあります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水などにご注意下さい。
【近畿・東海】24日(土)の夜遅くには雨の降りだす所があるでしょう。25日(日)から26日(月)にかけては紀伊半島を中心に雨脚が強まり、再び大雨となる恐れがあります。27日(火)にはいったん雨のやむ所が多いですが、その後はまた雨が降りやすいでしょう。
【関東】24日(土)は晴れ間が出て、暑さが続くでしょう。25日(日)から26日(月)にかけては雨が降ったりやんだりの天気となりそうです。沿岸部では雨脚の強まる所もありますが、今のところ大雨にはならない見込みです。ただ、梅雨前線の位置によっては予想がまだ変わる可能性があり、最新の情報に注意が必要です。