気象庁はきょう(20日)、関東にスモッグ気象情報を発表しました。東京都と埼玉県は、夕方にかけて、光化学スモッグの発生しやすい気象状態になっています。屋外での活動は十分にご注意下さい。

サンシャシン60(54階)から見た外の様子(20日午後1時すぎ)
サンシャシン60(54階)から見た外の様子(20日午後1時すぎ)

関東にスモッグ気象情報

きょう(20日)の関東は、晴れて気温がぐんぐん上がっています。午後1時までの最高気温は、東京都心は27.6度、谷は29.6度でした。
きょうは、関東の内陸を中心に、都心でも30度以上の真夏日が予想されています。風も弱く、東京都と埼玉県は、夕方にかけて、光化学スモッグの発生しやすい状況となっています。
写真は、サンシャイン60の54階から見た外の様子です。晴れていればくっきりと見える東京スカイツリーも、かすんでしまっています。

屋外での活動に十分な注意を

光化学スモッグとは、光化学オキシダントなどの大気汚染物質が空気中にたまるものです。白い「もや」がかかったような状態になり、空がかすんで、遠くの山や建物などが見えにくくなります。ひどい時には、目や喉の痛み、頭痛、吐き気といった症状が出ることがあります。
屋外での活動は十分な注意が必要です。うがいや洗眼のほかに、屋内で休んだり、激しい運動を避けたりするなどの対策を心掛けましょう。