きょう(20日)は、北海道から東海にかけては晴れて、7月から8月並みの暑さになるでしょう。一方、九州南部は大雨に警戒が必要です。局地的に滝のような非常に激しい雨が降る見込みです。

21時予想天気図
21時予想天気図

きょうの天気

きょう(20日)は、本州付近は広く高気圧に覆われますが、梅雨前線が九州付近まで北上する見込みです。湿った空気が次々に流れ込み、前線の周辺では雨雲が発達するでしょう。
<各地の詳しい天気>
沖縄は断続的に雨や雷雨でしょう。九州南部は雨の一日です。まるで滝のように非常に激しく降り、低い土地の浸水や河川の氾濫、土砂災害の恐れがあります。九州北部は昼過ぎから、中国、四国は夕方から次第に雨雲がかかり、夜は局地的に激しく降るでしょう。近畿は午前は晴れますが、夜は所々で雨が降る見込みです。東海や北陸、関東甲信は日差しの強さに、梅雨というより真夏を感じるでしょう。東北と北海道も広く晴れて、にわか雨もない見込みです。

あすにかけて予想される雨量

東シナ海の梅雨前線が北上し、21日にかけて西日本から東日本の太平洋側で停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、奄美地方や西日本から東日本の太平洋側では21日にかけて、大気の状態が不安定となるでしょう。
20日は奄美地方や九州南部を中心に、21日は西日本から東日本の太平洋側を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。局地的には猛烈な雨の降る所がある見込みです。
●九州地方
20日06時から21日06時までの予想雨量(多い所)
予想される1時間雨量
鹿児島県(奄美地方を除く)  70ミリ
奄美地方           70ミリ
宮崎県            50ミリ
24時間雨量
鹿児島県(奄美地方を除く) 200ミリ
奄美地方          200ミリ
宮崎県           150ミリ
●四国地方
20日の1時間最大雨量
瀬戸内側  30ミリ
太平洋側  70ミリ
21日の1時間最大雨量
瀬戸内側  50ミリ
太平洋側  80ミリ
20日06時から21日06時までの24時間雨量(多い所)
瀬戸内側 120ミリ
太平洋側 250ミリ
●近畿地方
21日に予想される1時間雨量
近畿北部 40ミリ
近畿中部 50ミリ
近畿南部 60ミリ
20日06時から21日06時までに予想される24時間雨量(多い所)
近畿北部 50ミリ
近畿中部 100ミリ
近畿南部 120ミリ

きょうの最高気温

日中の最高気温は、那覇は27度の予想です。九州南部は平年を下回り、鹿児島は23度でしょう。九州北部から関東にかけては30度前後まで上がり、暑くなりそうです。福岡28度、高知27度、広島28度、松江29度、大阪30度、名古屋31度、金沢28度、東京30度の予想です。暑さ対策をしてお過ごしください。東北と北海道でも所々で25度以上の夏日となり、仙台25度、秋田26度、札幌25度、釧路16度でしょう。