17日(土)は活発な梅雨前線の影響で、沖縄は激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風の恐れ。九州から北海道は晴れる所が多いですが、西日本を中心に大気の状態が不安定になりそうです。

◆沖縄は激しい雨や落雷、突風に注意

17日(土)は沖縄付近に停滞している梅雨前線の活動が活発化する予想です。沖縄は大気の状態が非常に不安定になり、カミナリ雲が発達するでしょう。激しい雨の降る恐れもあります。激しい雨とはバケツをひっくり返したような雨で、道路が川のようになることもあり、注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風の恐れもありますので、屋外の活動は十分に注意して下さい。tenki.jpの雨雲の動きや豪雨レーダーなども活用して、活発なカミナリ雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するようにしましょう。気象台が発表する警報や注意報、竜巻注意情報にも注意をして下さい。

◆西日本を中心に大気の状態が不安定

今日(16日)は上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で北海道から関東は大気の状態が不安定になりました。所々で雨雲やカミナリ雲が発達し、宇都宮では直径2センチのひょうが降りました。この寒気を伴った気圧の谷は17日(土)には東の海上へ離れるでしょう。今夜(16日)いっぱいは大気の不安定な状態が続きますが、17日(土)は北海道から関東はおおむね晴れて、にわか雨もない見込みです。一方、西日本の上空には新たな寒気が入り、四国や九州を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。晴れていても、午後は急な雷雨に注意が必要です。