今日(16日)、関東や九州北部にスモッグ気象情報が発表されています。関東や九州北部では、光化学スモッグの発生しやすい気象状態となる所があるでしょう。

関東や九州北部で光化学スモッグの発生しやすい気象状態に

今日(16日)は、関東や九州北部では晴れて、日射が強く、風も弱く、日中の最高気温は30度前後になる所がある見込みです。このため、埼玉県や千葉県、福岡県や大分県では光化学スモッグの発生しやすい気象状態となるでしょう。関東では昼過ぎから夕方にかけて、九州北部では夜のはじめ頃にかけて屋外での活動に十分注意して下さい。

光化学スモッグとは

光化学スモッグとは、光化学オキシダントなどの大気汚染物質がたまり、白い「もや」がかかったような状態になることです。「風が弱い」、「日射が強い」、「気温が高い」といった気象条件の日に発生しやすくなります。「体のだるさ・吐き気・頭痛」といった、熱中症と同じような症状もありますが、光化学スモッグの影響を受けた時は「のどや目にも症状がでる」という特徴があります。目がチカチカする、喉が痛いなどの症状が出たときは光化学スモッグの影響を疑った方がよさそうです。うがいや洗眼を行い、涼しい屋内で休んだり、激しい運動を控えるなどの対策を心掛けましょう。