14日(水)の関東地方は朝の通勤・通学時に沿岸部で土砂降りの雨となる所があるでしょう。日中の気温は13日(火)より高くなり、梅雨寒は解消する所が多いですが、場所によっては羽織る物が必要になりそうです。

火曜は梅雨空・梅雨寒

13日(火)の関東地方は広く厚い雲に覆われて、南部を中心に雨雲がかかりました。都心の午後5時までの降水量は9ミリと、先週7日(水)に梅雨入りしてから初めて1ミリ以上の雨が降り、梅雨らしい天気となりました。昼間も気温の上がり方は鈍く、最高気温は20度に届かなかった所が多くなりました。都心の最高気温は未明に観測した19度4分で、昼間は17度前後と、上着を着てちょうどよいくらいでした。

水曜の天気は?

14日(水)は、低気圧が関東付近を北東へ進みます。このため朝にかけては千葉県や茨城県を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。沿岸部は風も強まり、朝の通勤や通学時に雨や風のピークとなる所もありそうです。土砂降りの雨が降って道路が川のようになったり、傘がさせないくらいの風が吹いたりする所がありますので、お出かけの際は十分にご注意ください。低気圧の進路によっては、都心も一時的に雨脚が強まる可能性があります。下記リンクの「豪雨レーダー」で雨の様子をチェックするとよいでしょう。昼頃にはいったん雨がやんで日の差す所もありますが、午後は大気の状態が不安定になり、山沿いを中心ににわか雨の所がありそうです。

水曜の気温は?

朝の最低気温は13日(火)と同じくらいの所が多く、5月下旬並みと、この時期としては低めの所も。朝は全般に北から東よりの風が吹くため、空気がヒンヤリと感じられそうです。日中は晴れ間が出て、最高気温は13日(火)より5度前後高くなるでしょう。25度を超える所もあり、前橋は26度と、13日(火)より10度近く高くなりそうです。湿度が高く、ムシムシする所が多いでしょう。朝と昼とで体感が大きく変わる所もありますので、羽織る物で調節してください。千葉県や茨城県などの東風の影響を受けやすい沿岸部では、昼間も20度を超えるかどうかというところです。雨が残って風も強めに吹くと、実際の気温よりも寒く感じられるかもしれません。昼間も上着があるとよさそうです。