東京の梅雨入り後の降水量は0.0ミリ。梅雨前線は本州の南の海上に停滞することが多く、梅雨入りしたものの九州から関東では雨が少なくなっています。一方で、沖縄は梅雨の最盛期になっています。九州から関東で本格的な梅雨空が続くようになるのはいつ?

◆梅雨入りしたけど、雨少ない

6日に九州で、7日には四国、中国~関東甲信地方で一斉に梅雨入りしましたが、梅雨空はあまりありません。特に、関東で雨が少なく、東京の7日からの降水量は0.0ミリ。0.5ミリ未満の雨が降った日はありますが、まとまった雨は一度も降っていません。
6日から7日に、一度、本州付近に北上した梅雨前線も、このところ本州の南の海上に停滞しています。明日(13日)も梅雨前線は本州の南の海上に停滞する予想で、西日本を中心に晴れ間のでる所が多いでしょう。関東地方は明日(13日)から明後日(14日)にかけては関東沖の低気圧の影響で、所々で雨が降りそうです。一時的に雨脚の強まる所もありますが、まとまった雨にはならない見込みです。
その後、15日(木)以降は晴れ間の広がる日が多いでしょう。

◆本格的な梅雨はいつ頃?

現在、梅雨前線の影響を受けているのは梅雨最盛期の沖縄です。今週前半は台風2号周辺の湿った空気の影響を受けて、梅雨前線の活動が活発化する予想で、沖縄では大雨の恐れがあります。
この状況も来週後半になると変わってきそうです。長期予報の資料によりますと、来週の半ばごろからは次第に梅雨前線が本州付近にかかりやすくなるでしょう。九州から関東でも梅雨らしい天気の日が多くなりそうです。6月末ごろからは西日本を中心に雨量が多くなる可能性もあり、大雨に注意が必要です。