きょう(6日)午前11時に気象台から九州南部と九州北部・山口の梅雨入りが発表されました。奄美や沖縄に続き、九州・山口も雨の季節に入りました。これから7月の中ごろにかけて大雨の降りやすい時季ですので、しっかりと雨への備えをしておきましょう。

あす(7日)は梅雨入り早々大雨のおそれ

きょう(6日)の九州は梅雨前線が東シナ海をゆっくり北上してきたため、雲が多く次第に雨が降り始めてきました。このため、気象台から九州南部と九州北部・山口の梅雨入りが発表されました。九州南部は平年より6日遅く、去年より13日遅い梅雨入り。九州北部地方は平年より1日遅く、去年より2日遅い梅雨入りです。
あす(7日)は梅雨前線が九州付近に延び、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。あすの九州は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがあります。低い土地の浸水や河川の急な増水・氾濫、土砂災害などに注意・警戒が必要です。

九州 今年の梅雨は平年よりも雨量が多くなるおそれ

梅雨前線は6月後半には九州南岸付近まで北上することが多くなり、九州は梅雨の最盛期に入るでしょう。7月は梅雨前線が九州北部付近に停滞することが多くなり、梅雨末期の豪雨に注意が必要です。
今年の梅雨は梅雨前線の活動が活発で、6月~7月にかけて予想される九州の降水量は平年並みか平年より多くなる見込みです。
これから本格的な雨の季節を迎えますので、雨どいや側溝などにゴミや落ち葉などがたまっていないか?確認しておきましょう。水はけが悪いと、雨漏りや浸水の原因になります。合わせて非常持ち出し品もチェックをしておきましょう。食品の賞味・消費期限を過ぎているものがあれば、今のうちに入れ替えてください。さらに災害に備え、避難所までの避難経路は一つだけでなく、二つ、三つ考えておきましょう。