このところ関東甲信から九州では晴れて、空気が乾燥。カラッとした陽気が続いています。甲府市や谷市の最小湿度はここ半世紀の6月としては初めて4日連続で10%台まで下がりました。

甲府市・熊谷市 最小湿度10%台続く

今日(5日)も高気圧に覆われて、広く晴れています。乾いた空気に包まれて、カラッとした陽気となっています。日なたでは暑くても、日陰で感じる風がすがすがしく初夏のように感じた方も多かったかもしれません。午後3時までに最も湿度が下がったのが宮崎市と熊本市で最小湿度が15%まで下がりました。宮崎市では6月として最も低い値となりました。(熊本市は昨日(4日)、最小湿度が12%まで下がり、6月の1位の記録を更新しています。)
そのほか、甲府市や熊谷市では、2日から4日連続で最小湿度が10%台まで下がりました。これらの地域で、ここ半世紀の6月に4日も10%台が続くのは初めてのことです。6月に入り、例年、ムシムシした日が多くなる時期ですが、今年はめずらしく乾燥した空気に包まれ、快適な陽気の日が多くなっています。
ただ、この乾いた晴天は続きません。7日(水)は西から天気が下り坂で、8日(木)は雨の範囲は東や北へ広がるでしょう。今週後半は湿気も増えて、ムシムシと不快な暑さの日が増えていきそうです。食品の管理などにお気をつけ下さい。