梅雨入り間近 天気傾向は 1か月予報

2017/06/01 20:32

最新の1か月予報によると、来週以降は太平洋高気圧が強まり、梅雨前線が本州付近まで北上。6月中旬は梅雨前線の活動が活発になり、西日本の太平洋側では雨量が多くなるおそれがあります。

梅雨入りについて 1日(木)発表の最新の1か月予報によると、来週以降は太平洋高気圧が強まり、梅雨前線が本州付近まで北上する見込みです。九州や四国、本州でもいよいよ雨の季節を迎えるでしょう。 来週6日(火)から8日(木)にかけては低気圧や前線の通過に伴い、広い範囲で雨が予想されています。梅雨入りのひとつのタイミングとも考えられますが、来週後半はいったん晴れる所が多い見込みです。来週に梅雨入りの発表がなかったとしても、再来週には本州に前線が延びてくる予想ですので、梅雨入りが平年より大きく遅れることはなさそうです。なお、6月中旬は梅雨前線の活動が活発になり、西日本の太平洋側では雨量が多くなるおそれがあります。
週別の天候 ◆1週目(6月3日~9日の天候のポイント) 北日本は気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。東日本は数日の周期で天気が変わる見込みです。西日本と沖縄・奄美は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温は平年並みか低い所が多いですが、沖縄は平年より高い見込みです。 ◆2週目(6月10日~16日の天候のポイント) 北日本と東日本の日本海側は気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。このため平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうです。東日本の太平洋側と西日本の日本海側は平年と同様に梅雨空の日が多いでしょう。西日本の太平洋側は梅雨前線の活動が活発になるため、梅雨前半から大雨に注意が必要です。沖縄・奄美は前線の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ないでしょう。気温は平年並みか高い所が多い見込みです。高温・多湿が予想されますので、食品の管理に注意が必要です。 ◆3~4週目(6月17日~30日の天候のポイント) 全国的に天気がぐずつくことが多い期間ですが、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。特に西日本の太平洋側は前線の影響を受けやすく、雨量が多くなるおそれがあります。気温は全国的に平年並みか高い予想です。

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