本日18日(木)、気象庁から最新の1か月予報が発表。全国的に暖かい空気に覆われて、暑い日が多い見込みです。一方、降水量や日照時間はほぼ平年並みの見込みです。関東甲信の梅雨入りの平年日は6月8日ごろ。気になる各地の梅雨入りは?この先の天気や気温の見通しをまとめました。

この先、全国的に暑くなる

この先1か月は、全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は高くなりそうです。特に1週目はかなり高い所があるでしょう。中でも20日(土)と21日(日)は全国的にこの時期としてはかなり高い気温の所が多く、最高気温30度以上の真夏日が予想されています。週末は熱中症には十分注意が必要です。
また、降水量と日照時間は全国的にほぼ平年並みとなっています。梅雨入りした沖縄・奄美では梅雨空が続くでしょう。その他の地域では、梅雨入りの平年日が5月31日~6月14日となっていますので、梅雨入り前の5月は晴れる日も多くなりそうですが、6月に入ると平年と同じく、曇りや雨の日が多くなる見込みです。
週ごとに天気の傾向を見てみましょう。

★1~2週目(5月20日~6月2日)

北日本や東日本、西日本では、天気は数日の周期で変わりそうです。梅雨入り前で晴れる日も多いでしょう。沖縄・奄美では平年と同じく、曇りや雨の日が多くなりそうです。気温は北日本は平年と同じくらいですが、東日本や西日本、沖縄・奄美では平年と同じくらいか高くなりそうです。特に1週目は全国的に高くなるでしょう。例えば、各地の5月下旬の最高気温の平年値を見てみますと、東京は24度、大阪と福岡は25度前後、那覇は27度となっています。気温が平年より高くなると、最高気温25度以上の夏日が多くなったり、30度以上の真夏日になる日もあるでしょう。
梅雨入り前のこの時期は、お出かけする機会や屋外での活動も多くなります。学校や幼稚園、保育園などでは運動会や遠足なども予定されている所もあるでしょう。屋外では、帽子や日傘などでしっかりと紫外線対策をしたり、こまめな水分補給をして熱中症対策を心掛けましょう。

★3~4週目(6月3日~16日)そろそろ梅雨入り?

東日本太平洋側と西日本および沖縄・奄美では、平年と同じく、曇りや雨の日が多いと予想されています。そこで気になるのが各地の梅雨入りの時期。沖縄・奄美地方は既に梅雨入りしましたが、その他の地域はどうでしょうか。各地の梅雨入りの平年日は、九州北部では6月5日ごろ、近畿は6月7日ごろ、関東甲信では6月8日ごろなどとなっています。平年通りですと、九州から関東甲信にかけては、この頃には梅雨入りの足音が近づいて来るかもしれません。また気温は平年並みか高い予想です。6月の前半は、ジメジメと蒸し暑い日もありそうです。また、沖縄の梅雨明けの平年日は6月23日ごろとなっています。ジメジメした季節がしばらく続きそうです。食品の管理や食中毒にお気をつけください。
※地域の分類※
北日本=北海道、東北
東日本=関東甲信越、東海、北陸
西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美を除く)