週末は、7月並みの暑さの所が増えて、東北や関東から西でも真夏日予想。運動会などは熱中症に警戒。北海道は、朝晩と日中の気温差が20度近い所もあり、体調管理をしっかりと。

東北南部や関東から西 真夏日の所も

この週末は、全国的に「季節を先取りした暑さ」に注意が必要です。
予想最高気温は、東京では、金曜日は24度と5月下旬並みですが、土曜日と日曜日は7月上旬並みの暑さでしょう。「気温が5度違うと、洋服1枚分に相当する」と言われていますので、土日のお出かけは、これまでよりも服装選びに注意が必要です。昼間は半袖になれる服装が、おススメです。
ただ、薄着になると気になるのが、紫外線です。この時期は、運動会が予定されている所もあり、外で長い時間過ごす方もいらっしゃると思います。思わぬ日焼けをしてしまわないよう、日焼け止めなどで対策を心掛けて下さい。
そして、東京より暑くなると予想されているのは、名古屋や京都、福島など。名古屋は、土曜日の最高気温は29度と、真夏日一歩手前の暑さでしょう。京都は、土曜日は31度と、今年初めて「真夏日」の予想です。福島は、土日の最高気温はどちらも30度と、真夏の暑さが続くでしょう。土日は、関東の内陸部でも、最高気温が30度近い所が増えそうです。
この時期は、暑さに体が慣れていないので、連日の暑さで熱中症にかかりやすくなる恐れがあります。東京では、土日は、熱中症に「警戒レベル」と予想されています。

更に、地面に近い所や、アスファルトの上では、この気温の数字よりも、もっと暑く感じられます。「まだ、5月だから」と油断しないで、幼いお子さんは、特に涼しい服装を準備して下さい。汗をかいたらこまめに水分を補給できるよう、行楽やお出かけには、水分を多めにご用意下さい。

北海道 朝晩と日中の気温差 20度近く

週末は、北海道でも真夏の暑さの所があるでしょう。帯広は、土曜日の最高気温は28度と、真夏並みの予想です。帯広では、今年はゴールデンウィークに、最高気温が30度近い日もありましたが、また季節外れの暑さがやってくるでしょう。
また、北海道は、昼間の暑さだけでなく、「朝晩と日中との気温差」にも注意が必要です。帯広では、土曜日の予想最低気温は10度、予想最高気温は28度ですから、その差は18度。朝は厚手の上着が欲しいくらいですが、昼間は半袖で十分過ごせるでしょう。一日の中で気温差が大きいと、体にかなりこたえそうです。重ね着で上手に調節して下さい。