札幌市の木として制定されているライラック。大通公園には約400本の木が植えられていて、少しずつ花を咲かせています。北海道では、ライラックの花が咲くころの寒の戻りをリラ冷え(リラはフランス語でライラックの意味)と言い、この週末から来週前半にかけては、まさに「リラ冷え」となりそうです。

今朝(12日)の大通公園 ライラック 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃
今朝(12日)の大通公園 ライラック 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃

北海道の上空には冷たい空気

明日(13日)は札幌など日本海側を中心に日差しが出ますが、気温は平年並みか低くなりそうです。
日曜日(14日)以降は、上空に寒気を伴った低気圧の影響で、各地で曇りや雨と天気がぐずつきます。最高気温は11℃前後の所が多く、場所によっては厚手の上着がほしくなるほど空気がヒンヤリとするでしょう。

リラ冷え いつまで?

低気圧の動きが遅く、来週火曜日(16日)までは雲に覆われ、寒さが続くでしょう。
水曜日以降は、高気圧に覆われ、晴れて気温も日に日に上がりそうです。
水曜日からは大通公園で「第59回さっぽろライラックまつり」が開催されます。イベントに合わせるかのように、日差しが戻り、最高気温は20℃を超え、上着なしで出かけられる日も多くなりそうです。