今日(28日)午前9時30分に、札幌管区気象台でソメイヨシノの開花を発表しました。昨年より3日遅く、平年より5日早い観測です。昨日(27日)2~3輪しか咲いていませんでしたが、この時期本来の気温に戻り、今日になって6輪の開花が確認されました。(標本木に花が5~6輪咲いた状態が開花の定義です)

札幌管区気象台 サクラ標本木 撮影 日本気象協会北海道支社 持田浩
札幌管区気象台 サクラ標本木 撮影 日本気象協会北海道支社 持田浩

週明けはお花見日和

札幌では、年によってはサクラの見ごろが大型連休過ぎになったり、連休に間に合っても冷たい雨が降り傘を持ちながらの花見という年もあります。
しかし、今年はちょうど連休中に見ごろを迎える所が多くなりそうです。北海道では開花から満開までの日にちが平均3、4日と短いため、今、咲き始めたサクラは大型連休の後半にかけて満開となる見込みです。天気も次第に晴れて暖かい日が多くなりそうです。
今年は天気に恵まれたお花見が楽しめるでしょう。

行楽日和でも花粉に注意

北海道で花粉症の原因となる代表的な木は、シラカバです。
シラカバ花粉は、サクラの時期とほぼ一緒にピークを迎えます。
連休中の道内は、サクラ開花の便りも続々と届き、行楽日和となる日が多くなりますが、万全な花粉対策が必要です。