日本気象協会は最新の10日間予報をもとにしたゴールデンウィーク期間(2017年4月28日(金)から5月7日(日)頃)の日々の天気に関する情報を発表しました。

◆GWの天気は?

28日(金)は全国的に晴れますが、29日(土)から5月2日(火)にかけては、日本海側の地域を中心に、曇りや雨の日が多いでしょう。特に雨が降る可能性があるのは29日(土)と5月1日(月)、2日(火)で、日本海側や北海道・東北では雨脚の強まるところもありそうです。また、大気の状態が不安定となるため、予報に雨マークがないところでも、にわか雨や雷雨の可能性があります。外出の際は折り畳み傘があると安心です。山や川でのレジャーでは、天気の急変に十分ご注意ください。
その後、5月3日(水)と4日(木)は高気圧に覆われて、スッキリと晴れる見込みです。北海道から九州で屋外でのレジャーを計画中の方は、5月3日(水)以降がおすすめです。
気温は、北海道から九州にかけての広い地域で、30日(日)から5月2日(火)は平年並みか高いですが、その前後は平年より低いところもある見込みです。特に連休後半の5月3日(水)以降は、晴れた日の日中が汗ばむ陽気になっても、夕方からは少し冷え込むため、外出の際は1枚羽織るものがあると良いでしょう。
奄美・沖縄では、29日(土)と30日(日)は晴れますが、5月1日(月)以降は曇りや雨の日が多くなる見込みです。連休後半に、梅雨入りの発表があるかもしれません。

◆各地域の天候の一言ポイント

◇北海道・東北(北日本)
・5月2日(火)にかけて曇りや雨の日が多く、スッキリしない天気となるが、5月3日(水)以降は晴れる日が多い見込み。
・気温は、29日(土)までは平年並みだが、標高の高い山では雪が降る可能性もあるため、山のレジャーでは気象情報に注意が必要。
・30日(日)以降は、気温が平年並みか高くなる見込み。
・北海道では、GW中に函館や札幌で桜が満開を迎え、見頃となりそう。
◇関東甲信~九州(東・西日本)
・30日(日)にかけて、近畿から九州は晴れるところが多いが、関東甲信から東海・北陸は29日(土)を中心に雨となる。
・5月1日(月)と2日(火)は曇りのところが多く、にわか雨や雷雨の恐れもある。雨の予報が出ていない地域でも、外出の際は折り畳み傘があると安心で、山や川のレジャーでは天気の急変に十分な注意が必要。
・気温は、30日(日)と5月1日(月)は平年より高く、少し蒸し暑く感じるところもありそう。
・5月3日(水)以降は晴れる日が多くなるが、日中は汗ばむ陽気になっても夕方以降は涼しくなるため、外出時は1枚羽織るものがあると良さそう。
◇奄美・沖縄(南西諸島)
・30日(日)にかけては晴れる日が多いが、5月1日(月)以降は曇りや雨の日が多くなる。
・気温は、5月2日(火)までは平年並みだが、その後は平年より低くなる見込み。
・GW後半になると、梅雨入りの発表がある可能性も。
本情報は2017年4月25日時点の予測資料から作成したものです。最新の気象情報は下記リンクの『ゴールデンウィークの天気』でご確認ください。