きのう(23日)に続き、きょう(24日)も九州は気持ちのよい青空が広がりました。
佐賀県鹿島市ではあす(25日)、有明海の干潟体験シーズンを告げる「潟開き」が行われます。干満差日本一の有明海は、潮干狩りもひと味違います。

23日撮影 有明海(佐賀県鹿島市) 
23日撮影 有明海(佐賀県鹿島市) 

広大な有明海の干潟

上の写真は、有明海の干潟の様子です(23日撮影 佐賀県鹿島市)。
ちょうど干潮の時間帯の有明海で、真っ青な空に、広大な干潟が一面に現れました。
有明海の干満差は日本一で、最大で6メートルにも達します。
佐賀県鹿島市では、あす(25日)に有明海の干潟体験シーズンを告げる「潟開き」が行われます。
干潟体験や6月11日に干潟の上で開催される大運動会「ガタリンピック」の安全祈願が行われます。

ひと味違う有明海の潮干狩り

水も温み、有明海も潮干狩りのシーズンです。
とはいっても、干満差日本一の有明海で行われる潮干狩りは、ほかの場所とは様子が違います。
有明海では、潮が満ちている間に、船に乗って沖に出ていきます。そして、潮が引くのを待つのです。干潮になると、辺りは一面の干潟。船は干潟の上に置かれたような状態になります。そこで潮干狩りを楽しみ、再び潮が満ちると、船に乗って帰っていくというわけです。
有明海は干潮を過ぎると急激に潮が満ちてきますので、潮干狩りに夢中になっていると、辺りは海になっていたということも起こりかねません。お出掛けの際には、当日の満干潮時刻や天候を確認し、無理のない計画が必要です。