沖縄付近に前線が停滞し、大気の状態が不安定となっています。末広がり状の雲も出現。この雲が現れたら要注意です。

大東島付近に末広がりの雲

沖縄付近には前線が停滞して南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。大東島地方では積乱雲が発達し、末広がりの雲が発生しています。
きょう(21日)正午までの24時間に、南大東島で53.5ミリ、北大東島で39.5ミリの雨が降り、24時間の降水量は、今年に入ってから一番多くなっています。
末広がりの雲は「にんじん雲」「毛筆状の雲」などと呼ばれ、風下に向かって末広がりになっている積乱雲の雲域です。これが現れた時は、落雷や竜巻などの突風、急な強い雨などにご注意下さい。

与那国島は寝苦しい季節に?

沖縄地方は、上空1500メートル付近の気温が平年より高く、暖かい空気に包まれています。与那国島は、午前0時から9時までの最低気温が、20日は25度、21日は25度1分と、2日続けて25度を下回りませんでした。沖縄地方は、夏の足音が聞こえてきているようです。

沖縄付近は大気不安定続く

沖縄付近には前線が停滞し、大気の不安定な状態が続く見込みです。あす(22日)にかけて、積乱雲が発生しやすくなりますので、落雷や突風、急な強い雨にご注意下さい。