北海道は今日(16日)も気温が上がり、午後5時までで最も気温が高くなったのは網走地方の女満別空港で23.8度と、今年の道内の最高気温を更新しました。
北海道では今月6日と昨日(15日)にも20度以上まで上がっており今年3日目の20度以上ですが、4月中旬までに3日も20度以上の気温が観測されるのは、2008年以来9年ぶりの記録です。

帯広では史上最多

今日(16日)の北海道は、付近を通過した前線に向かって南から暖かい空気が流れ込んだことで各地で気温が上がりました。フェーン現象も加わったオホーツク海側や十勝地方を中心に6月~7月並みの気温となり、最も気温が上がった網走地方の女満別空港では23.8℃と、今年の道内の最高気温を更新しました。
北海道は2日連続での20度以上となりましたが、今月6日にも帯広などで20度以上になっており、これで20度以上は今年3日目。4月中旬までに3日目の20度以上を観測するのは2008年に5日観測して以来9年ぶり。ここ10年でも1、2を争うほどに早いペースで暖かさがやってきています。
特に3日とも20度以上となった帯広では、4月中旬までの記録としては2008年などと並ぶ最多記録となりました。

この先は季節の歩みのペース緩む

ここまでかなり早いペースで暖かくなった北海道ですが、この先はしばらく平年並みの気温となる所が多く、季節の歩みのペースは少し緩みそうです。
最高気温20度以上という日はこの先一週間はなく、帯広や網走など今日20度以上の気温まで上がった所でも一気に一桁の最高気温となる日も出てきそう。
日ごとの気温差がかなり大きくなるため、体調管理などには十分な注意が必要です。