北海道では、ここ数日の暖かさで雪どけが急ピッチに進んでいます。札幌では昨夜(6日)、積雪ゼロになりました。

札幌 積雪ゼロに (4月7日朝 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃)
札幌 積雪ゼロに (4月7日朝 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃)

きのう(6日)の道内は、場所によっては初夏の陽気となりました。帯広では22.6℃(7月中旬並み)まで気温が上がり、道内では今年初めて20℃を超え、アメダスの整備が完了した1978年以降2番目の早さとなりました。
札幌でもきのうは5月下旬並みの18.0℃を観測し、2日連続で15℃を超える暖かさでした。昨夜からは雨も降ったため、さらに雪どけが進み、積雪ゼロとなりました。
きょう(7日)は広く晴れてるでしょう。ただ、日本海側やオホーツク海側は、最高気温が午前中に観測された所が多く、午後は気温が下がり、日差しが出ても空気がヒンヤリと感じられそうです。歓迎会などで帰りが遅くなる方は、暖かい服装でお出かけ下さい。

土日も引き続き雪どけに注意

あす(8日)は再び天気が崩れ、午後は広く雨が降ります。日曜日(9日)は晴れて、お出かけ日和となる所が多いでしょう。
最高気温は10℃前後で、雨も加わり雪どけが進みます。
平地の雪がなくなっても、山にはまだ多くの雪が残っています。河川の増水や土砂災害、低い土地の浸水、なだれなどには引き続き注意してください。