関東甲信地方は31日(金)の夜から4月1日(土)の午前中にかけて冷たい雨や雪になるでしょう。最高気温は10度くらいまでしか上がらず、4月なのに冬のような寒さとなりそうです。

◆4月なのに 冷たい雨や雪

関東甲信地方は今日(30日)は春本番の暖かさで、昼間は上着がいらないくらいの陽気でした。東京の最高気温は17度8分で4月上旬並みの暖かさでした。
ただ、この陽気は続きません。31日(金)から4月1日(土)にかけて本州の南の海上に前線が延び、前線上を低気圧が東へ進むでしょう。関東甲信地方は31日は雲が多く、夜は次第に雨が降り出す見込みです。1日の午前中にかけて冷たい雨や雪が降るでしょう。山梨県や長野県、関東地方では箱根など標高の高い所や秩父など内陸部ではうっすらと積もる可能性があります。昨日までの予想より、降水量は少なくなる予想に変わってきましたが、まだ予想に幅があるような状況ですので、最新の気象情報にご注意下さい。都心など関東南部の平野部は雨の所が多いものの一時的に雪のまじる可能性があります。冷たい雨や雪が降るうえに、冷たい北風が吹きつけて、1日は冬のような寒さとなるでしょう。最高気温は10度くらいの所が多く、4月だというのに、厚手の上着が必要になりそうです。急な寒さで体調を崩さないよう、お気をつけ下さい。
2日(日)は晴れ間が戻りますが、大気の状態が不安定に。所々でにわか雨があり、標高の高い所では再び雪の所もありそうです。最高気温は平野部でも15度に届かない所が多く、暖かさはないでしょう。
春本番の暖かさが続くようになるのは3日(月)以降です。3日からは晴れて、ようやく暖かさが続くでしょう。東京の最高気温は18度くらいで経過する見込みです。