あす(30日)は日本海から低気圧が近づく影響で、広い範囲で雨や湿った雪が降る見込みです。大気の不安定な状態も続くため、急に降り方が強まったり、雷や突風を伴う所もありそうです。また、雪の多く残っている傾斜地ではなだれに注意が必要です。

30日の北海道のお天気分布
30日の北海道のお天気分布

北海道のあす(30日)の天気

あす(30日)は全道的に雲が広がりやすく、道南や道央、道東の太平洋側を中心に天気が崩れます。
道南や道央では朝から弱いながらも雪の降る所があり、昼頃になると全域で雨やみぞれとなりそうです。外出には雨具がないと濡れてしまいそうです。さらに、大気の状態が不安定となるため、ざっと強い雨が降ったり、ぼたぼたとみぞれの降り方が強まる所がありそうですので、折りたたみ傘よりも柄のしっかりとした大きめの傘をお持ちになった方が良さそうです。
なお、道南の多い所では30~40ミリの雨となり、雪解けも加わって傾斜地ではなだれが発生する可能性があります。危険な場所には近づかないようにして下さい。
また、道東の太平洋側では午後を中心に10センチくらいの雪が降りそうですが、湿った雪となりますので降り積もることはなさそうです。

あさって(31日)には天気回復へ

天気の崩れはあさって(31日)の明け方までとなり、あさっての朝には晴れ間の戻る所が多くなりそうです。天気は回復しますが、路面には大きな水たまりができたり、湿った雪がうっすらと積もったりするなど、路面状況は悪くなりそうです。車を運転する方は、引き続き、歩行者への泥はねに注意が必要です。