23日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。4月のはじめにかけて寒気の影響が小さいため、気温は平年より高いでしょう。季節が行きつ戻りつしながらも、来週から再び春に向かって加速していきそうです。降水量は日本海側とオホーツク海側は平年並みか少なく、太平洋側はほぼ平年並みとなります。日照時間は日本海側とオホーツク海側で平年並みか多く、太平洋側はほぼ平年並みの見込みです。

北海道の1ヶ月の天気傾向
北海道の1ヶ月の天気傾向

週ごとの詳しい天気

(3月25日~3月31日)
高気圧に覆われて、晴れる日が多い見込みです。気温は平年より高く、雪解けも進みそうです。週末の25日(土)と26日(日)は天気の大きな崩れはなく、広い範囲で穏やかに晴れるでしょう。
(4月1日~4月21日)
高気圧と低気圧が交互に通る見込みです。日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。オホーツク海側と太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。気温は4月はじめの週は引き続き平年より高く、その後も平年並みか高いでしょう。

ヒバリが鳴いても雪は降る

本日23日は函館地方気象台からヒバリの初鳴の便りが届きました。平年より7日早く、昨年より4日遅い観測で、北海道では今年初めての生物季節観測となりました。今後の気温は高めで経過する予想で、春の話題も続々とやってきそうです。しかし、忘れてはならないのが雪! 北海道ではまだ雪が降るのが普通の時期です。そこで、雪が最後に降る平年日を見ると、5月上旬にかけてはまだ雪の降る所があるんですね。タイヤ交換はもう少し様子を見た方がよさそうです。

ひばりの初鳴の平年日
ひばりの初鳴の平年日
雪の終日の平年日
雪の終日の平年日