福岡のソメイヨシノの標本木は、つぼみの先がピンク色に色づいたものが増えています。
もう間もなく福岡もソメイヨシノが開花するでしょう。

福岡管区気象台の標本木(きょう午前10時30分ごろ)
福岡管区気象台の標本木(きょう午前10時30分ごろ)

花起こしの雨

きのう(20日)からきょうにかけて九州の南海上を前線を伴った低気圧が通過したため、福岡県内は30ミリ前後の雨が降り、およそ1か月ぶりにまとまった雨となりました。この暖かな雨が桜の開花を促す雨、「花起こしの雨」となり、つぼみの膨らみが一段と増しています。福岡のソメイヨシノの開花も間近に迫っています。

ソメイヨシノの開花条件は…?

ソメイヨシノの開花発表は、気象台の標本木が5~6輪咲いた時に行われます。このため、開花発表があってもまだ見ごろにはほど遠い状態です。一般的に開花から満開までは1週間から10日ほどかかり、次第に桜は咲きそろっていきます。