全国トップをきって桜が開花した東京は、木曜日以降、平年より気温の低い日が続きそう。土曜日の最高気温は、真冬並みの予想。お花見の計画は、最新の天気予報をチェックして。

水曜日 桜の開花が進む陽気

21日(火曜日)には、全国のトップをきって、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。東京では、平年より5日早く「桜の季節」の到来です。関東から九州では、平年だと、開花した後、1週間から10日くらいで満開を迎える所が多くなります。お花見の計画をたてるという方も大勢いらっしゃるかと思いますが、この先の東京は、気温の変化に注意が必要です。
22日(水曜日)は、天気が回復して、晴れるでしょう。青い数字の最低気温は7度と、朝の冷え込みはそれほど強くなさそうです。たっぷりの日差しで、赤い数字で表した最高気温は15度まで上がるため、桜の開花が進む見込みです。ただ、気温が上がっても、北風が強めに吹くので、体感的には気温の数字よりも寒く感じられそうです。咲き始めた桜を楽しむ方は、ストールなどで、冷たい北風から首元を守って下さい。

週末 まだ真冬の寒さ?

ただ、この時期らしい気温になるのは、22日(水曜日)までです。23日(木曜日)頃からは、晴れても、気温があまり上がらなくなりそうです。東京の最高気温は、金曜日は12度と3月上旬並みの予想。土曜日は10度と、2月上旬並み(真冬並み)の気温で、桜の花もふるえる寒さになりそうです。
週末にむけて気温が低いと、「メリット」や「デメリット」それぞれありますが、「メリット」は、桜の開花がゆっくりになるので、桜が長い期間楽しめることです。今年は、桜が咲き急ぐことはなさそうですので、春をじっくり楽しめそうです。
一方、「デメリット」は、お花見に寒すぎることです。お花見は外で楽しむ場合が多いと思いますが、春の装いで、桜を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまうことも。この週末は、真冬の寒さに逆戻りするので、長い時間、外にいると、おもわぬ風邪をひいてしまう恐れがあります。お花見を予定している方は、昼間も暖かい服装が、おススメです。
お花見の前には、最新の予報をチェックするのも、忘れないで下さい。