3連休にかけて春の暖かさですが、連休明けは雨でヒンヤリする日も。3月末も関東から東海を中心に花冷えの日が多くなりそうです。この先1か月の天気の傾向をまとめました。

◆花冷え、降水量少なく

この先、順調に春本番の暖かさになるわけではなさそうです。この先もシベリア高気圧が強く、関東以西には大陸から冷たい空気が流れ込みやすいでしょう。特に3月末は関東から東海を中心に気温が低く、花冷えの日が多くなりそうです。また、今年に入って、関東を中心に平年に比べ、降水量がかなり少なくなっていますが、この先も関東など東日本を中心に平年より少ない状態が続きそうです。

◆各地の天気傾向

【1週目(~3月24日)】
3連休、18日(土)と19日(日)は広く晴れて、春の暖かさが続くでしょう。ただ、20日(月)の春分の日は九州や四国は雨雲がかかり、21日(火)は九州から東北は、所々で雨が降りそうです。冷たい雨で、日中も空気がヒンヤリする所が多いでしょう。その後は一時的に冬型の気圧配置で、東北では雪の日もありそうです。
【2週目(3月25日~3月31日)】
北海道や東北の日本海側は寒気の影響は弱く、平年に比べて雨や雪の日は少ないでしょう。北海道と東北の太平洋側や関東から九州は晴れる日が多くなりそうです。ただ、冷たい空気が流れ込みやすく、関東から九州では気温が平年並みか低くなるでしょう。花冷えの日が多くなりそうです。花開いた桜も見頃を迎えるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、その分、長い期間、桜の花を楽しめそうです。
【3~4週目(4月1日~4月14日)】
春らしく全国的に天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は全国的に平年並みで、4月らしく春本番の暖かさの日が多くなりそうです。
【沖縄や奄美】この先1か月は曇りや雨の日が多いでしょう。2週目は気温は平年並みか低くなりそうです。