10日(金)から11日(土)にかけて、沖縄では前線の影響で大雨となった所がありました。石垣市川平では3月の観測史上1位の大雨となり、24時間で1か月分の降水量を上回りました。

3月の観測史上1位を更新

昨日(10日)から今日(11日)にかけて、沖縄付近には前線が停滞しています。前線付近には暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になりました。沖縄は記録的な大雨になった所もあります。
11日11時までの24時間降水量の日最大値は、石垣空港で243.5ミリ、石垣島地方気象台で218.5ミリ、石垣市川平では207ミリと、各地で大雨を観測。中でも石垣市川平では3月の記録としては1978年以来1位の値を更新しました。
3月の月平均降水量は石垣島地方気象台では131.5ミリ、石垣市川平では155.2ミリ。24時間の間に1か月分以上もの雨が降ったことになります。
今日(11日)午前11時現在、発達した雨雲は沖縄から遠ざかり、雨の降り方は弱まってきています。ただ、風が強いため、強風や高波にご注意下さい。