2日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温は平年より高く、特に上旬は寒気の影響が小さく、平年よりかなり高くなる日もありそうです。降水量は、気圧の谷の影響を受けにくいため、平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多いでしょう。

1ヶ月の天気傾向
1ヶ月の天気傾向

3日は大荒れ、4日も強風

3日は全道的に西よりの風が強まり、道東方面の海上では非常に強く吹くでしょう。釧路北部(弟子屈町)では昼前から昼過ぎまで、根室北部(羅臼町)では昼過ぎから夜まで猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒してください。日本海側でも沿岸を中心に風が強く、ふぶきで見通しの悪くなることがあるため、車の運転などは注意が必要です。なお、4日にかけても風の強い状態が続くでしょう。

春が近づく!・・週ごとの詳しい天気

(3月4日~3月10日)
冬型の気圧配置や低気圧の影響により、日本海側では雪の降る日が多く、雨のまじる日もあるでしょう。太平洋側やオホーツク海側は6日頃に広く湿った雪や雨が降る他は、天気の大きな崩れはなさそうです。気温は平年より高いですが、日によって変動が大きく、季節は行きつ戻りつしそうです。なお、低気圧の動きによって天気や気温が大きく変わることがあります。最新の天気予報を要チェック!
(3月11日~3月31日)
高気圧と低気圧が交互に通りますが、気圧の谷の影響は受けにくい見込みです。各地とも数日の周期で天気が変わります。日本海側では平年に比べて、曇りや雪、雨の日は少ないでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。

根雪はいつ終わるの?

春の気配を感じたり、冬の寒さが戻ったりしながら、少しずつ春へと向かっています。さて、平年ではそろそろ根雪の終わる所が出てきます。向こう1ヶ月の気温は平年より高い予想となっており、雪解けのペースも早くなりそうですね。ただし、山間部や傾斜地ではなだれが起こりやすくなるため、十分に注意が必要となります。

根雪が終わる平年日
根雪が終わる平年日