北海道がスッポリと寒気の中に

上空に強い寒気が流れ込んだ今日(18日)の北海道。日中も気温の上がりが鈍く、このまま気温が上がらなければ全道の最高気温が氷点下の真冬日となる見込みです。全道真冬日となれば今月2日以来16日ぶりとなります。

昨日の暖かさとは一転・・・

オホーツク海で低気圧が発達し、強い冬型の気圧配置となった今日の北海道。大陸からの季節風が運んできた真冬並みの強い寒気が北海道の上空をスッポリと覆いました。今日は地域によっては最高気温が未明に観測される地点もあるなど、日中も気温が上がらず、全道真冬日となれば今月2日以来16日ぶりとなります。昨日17日には低気圧の前面で南から暖かい気流が入り、十勝地方の大樹では最高気温10.1度を記録するなど、北海道では今シーズン初めて10度を超え、全道のアメダス地点すべてでプラスの気温となりました。ところが今日は一転・・・一番高かったえりも岬でも氷点下1.5度(19時現在)と、全道で真冬日となる可能性が高くなってきました。札幌も昨日は雪解けが進み、路上も濡れた路面が多くなりましたが、今日はその路面がほとんど凍結し、車の発進や停車、また、横断歩道を渡る人の歩行が困難となる場面を多く見かけました。この寒さは明日(19日)も続きそうです。外出される方は転倒事故など、十分な注意が必要です。

この先の北海道は?

20日には気圧の谷が通過して全道的に雪となり、翌21日は冬型の気圧配置が強まりそうです。しかし、22日には高気圧に覆われて気温が上がり、プラスの気温となる所が多くなるでしょう。気温の変動が大きくなります。体調管理などにも気を付けましょう!