きょう(16日)の九州は暖かい南風が吹き、季節はずれの暖かさになりました。
九州南部や大分県では所々で最高気温が20度を超えるなど、お花見の頃の陽気が訪れました。
また、きょう九州北部地方で春一番が観測されました。

季節はずれの暖かさ

きょう(16日)午後4時までの最高気温は、
鹿児島県肝付町内之浦 20.6度(4月上旬並み)
宮崎県宮崎市     20.2度(4月中旬並み)
大分県豊後大野市犬飼 20.1度(4月中旬並み)
福岡県福岡市     18.6度(4月上旬並み)
本県熊本市     17.5度(3月下旬並み)  など
九州は所々で気温が20度を超え、一気に3月下旬から4月並みと季節はずれの暖かさになりました。
また、けさは放射冷却現象が強まり冷え込んだ所が多くなりましたので、朝と昼間の気温差が大変大きくなりました。最高気温が20度を超えた大分県豊後大野市犬飼は、けさの最低気温が-3.8度で、朝と昼の気温差はなんと24度になりました。
なお、九州北部地方では、きょう(16日)午後、南よりの風がやや強まり、春一番が観測されました。

17日は暖かい雨

あす(17日)は、寒冷前線が九州を昼前後に通過するため、夕方ごろにかけて各地でややまとまった雨が降る見込みです。あすも気温が高く、暖かい春の雨になるでしょう。
週末(18日、19日)は大陸から高気圧が張り出し、日差しが戻るでしょう。ただ、北よりの風に変わり、風が冷たくなる見込みです。
気温の変化に気をつけましょう。