あす(15日)の九州は春の陽気となるため、九州北部を中心にスギ花粉の飛散が急に増えるおそれがあります。花粉症の方はマスクなどで対策が必要です。

スギの様子(福岡県糸島市:撮影日2月7日)
スギの様子(福岡県糸島市:撮影日2月7日)

スギ花粉 飛散が急に増えるおそれ

九州のスギ花粉の飛散は、2月3日から4日にかけて福岡県、長崎県、大分県で始まりました。先週は九州に寒波が襲来し、スギ花粉の飛散は一時的に抑制されていましたが、きのう(13日)から九州北部で再び飛散数が増えてきています。あす(15日)以降、週の後半は、移動性高気圧に覆われ気温が急上昇、4月並みの陽気になるところもあります。このため、九州のスギの花粉の飛散が一気に増えるおそれがあります。花粉症の方は万全の対策が必要です。

九州 スギ花粉のピークは…?

この春の九州のスギ花粉のピークは、2月下旬から3月上旬の見込みです。晴れて暖かい日は花粉が飛散しやすく、さらに風が強いと遠くまで花粉が飛んでいきます。これからの季節は、春の陽気は花粉に注意と言えるでしょう。気象情報で天気や気温の変化を把握しながら、花粉対策を行いましょう。