9日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温は平年並みか高いですが、週によって気温の変動が大きく、18日~24日の週はいったん厳しい寒さが戻りそうです。降水量は日本海側と太平洋側は平年並みとなりますが、オホーツク海側は平年並みか多く、例年よりも雪の日が多くなりそうです。

1ヶ月の天気傾向
1ヶ月の天気傾向

週ごとの詳しい天気

(2月11日~2月17日)寒さ緩む日が多い
冬型の気圧配置の影響で、13日(月)にかけて太平洋側では雲が広がりやすく、日本海側やオホーツク海側では雪の降る所が多くなりそうです。11日(土)や12日(日)にさっぽろ雪まつりなどへお出かけする際は、フード付きのコートがあるとよさそうです。14日(火)以降は天気の大きな崩れはなく、広く晴れ間が出るでしょう。気温は平年より高いため、日中は足元がべちゃべちゃになりそうです。靴には防水スプレーをかけておくことがおすすめです。
(2月18日~2月24日)厳しい寒さの日も
冬型の気圧配置の強さは、平年より強い見込みです。太平洋側は平年より晴れる日が多いですが、日本海側では平年に比べて曇りや雪の日が多いでしょう。オホーツク海側では平年よりも晴れる日が少なく、海から雪雲の入る日が多くなりそうです。気温は平年並みか低く、厳しい寒さの戻る日があるでしょう。
(2月25日~3月10日)
冬型の気圧配置の強さは、平年と同様の見込みです。日本海側では、平年と同じように曇りや雪の日が多く、オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。

まだまだ雪のパラダイス

北海道はまだまだ雪がたっぷり。9日の札幌15時の積雪は76センチでほぼ平年並み、愛犬ココは大雪原でお散歩をすることもあります。札幌では12日に雪まつりのフィナーレとなりますが、興奮が冷める間もなく、19日からは札幌や帯広を舞台に「2017年冬季アジア札幌大会」が始まります。アルペンやジャンプ、フィギュアスケート、スノーボードなど、11種の競技が目白押し。北海道はまだまだ雪や氷を楽しむイベントがたくさんです。

札幌市北区の公園 (2017年2月5日) 撮影:日本気象協会北海道支社 佐藤貴子
札幌市北区の公園 (2017年2月5日) 撮影:日本気象協会北海道支社 佐藤貴子