近畿地方では2週続けて上空に強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪になりました。29日にかけては寒さが緩むものの、雪の多く積もった所では雪崩の危険が高まるため、油断は禁物です。また、31日ごろには再び真冬の寒さが戻り、気温の変化が大きくなるため、体調を崩さないように注意が必要です。(写真は21日に金剛山で撮影)

雪崩や落雪に注意

近畿地方では先週に続いて上空に強い寒気が流れ込み、各地で厳しい寒さになりました。日本海側を中心に大雪となり、大阪府と奈良県の府県境にある金剛山でも雪が積もりました。26日の日中以降は厳しい寒さは緩みますが、雪が多く積もった所では雪崩や建物からの落雪に注意が必要です。特に、27日は南から比較的暖かい空気が流れ込みます。近畿地方では、日本海側の地域でも最高気温が10度以上になる所があり、低気圧から延びる寒冷前線が通過する際には雨が降るため、雪崩にはより一層の注意が必要です。

寒さが戻る

29日にかけては、一旦寒さが緩みますが、30日に広く天気が崩れたあと31日ごろには、一時的ではあるものの、また寒気が流れ込んで真冬の寒さが戻る見込みです。この先は、気温の変動が大きくなるため、体調管理にも気を遣う一週間になりそうです。