関東地方には今シーズン1、2を争う強い寒気が流れ込みます。24日(火)の朝は冷え込みが強まり、都心は8日ぶりに最低気温が0度未満の冬日になりそうです。内陸部では水道が凍るほどの冷え込みの所も。関東の所々に低温注意報が発表されています。

低温注意報も

関東地方は23日(月)、厳しい寒さが戻りました。都心は22日(日)に気温が12度6分まで上がり、日差しがようやく春めいてきたように感じられましたが、23日(月)は一転、日差しがあっても北風が冷たい一日に。最高気温は7度9分と、この時期本来の寒さが戻りました。
24日(火)の朝にかけては、関東地方の上空に今シーズン1、2を争うような強い寒気が流れ込むでしょう。このため、各地で冷え込みが強まりそうです。上の図は、朝の最低気温を示したものです。都心周辺を含め、関東平野の多くの地点で最低気温が氷点下1度から氷点下5度の予想(薄緑)です。都心は8日ぶりに最低気温が0度未満の冬日となるでしょう。朝は、手足がジンジンしたり、耳まで痛くなったりするような寒さになりそうです。内陸部では氷点下6度以下の所が多く、水道が凍ったり、窓霜がついたりするほど冷え込むでしょう。
午後6時現在、神奈川県全域と、多摩北部・多摩南部、秩父地方、茨城県全域、栃木県の一部に「低温注意報」が発表されています。朝は内陸部を中心に水道の凍結に注意が必要です。

いつまで寒い?

日中は北よりの風が強めに吹いて、厳しい寒さが続くでしょう。最高気温は5度以上の所が多くなっていますが、体感的にはこれより低くなりそうです。お出かけの際はダウンコートなど、風を防げる素材がよいでしょう。
寒気は一時的で、25日(水)以降は次第に弱まるでしょう。ただ、25日は風が収まるため、放射冷却が強まって、朝はさらに強い冷え込みとなる可能性もあります。日中の気温は10度に届かない所が多いですが、風の冷たさは少し和らぐでしょう。26日(木)からは徐々に気温が上がる見込みです。