今回の寒気のピークは越えつつありますが、19日(木)から20日(金)は南岸低気圧が予想され、太平洋側でも雪や雨に。低気圧の動向に注意が必要です。低気圧通過後はまた強い寒気が流れ込むでしょう。

◆南岸低気圧 その後は強い寒気 雪に注意

今日(16日)も強い寒気が居座り、日本海側を中心に雪が続いています。東北の太平洋側や東海、四国にも一部に雪雲が流れ込んでいます。明日(17日)以降、寒気のピークは越えて、日本海側の雪の降り方もいったん弱まるでしょう。
少しホッとできますが、18日(水)以降は西から天気が下り坂に。18日(水)には九州の南海上に前線が延び、19日(木)から20日(金)にかけて、本州の南岸沿いを前線を伴った低気圧が進む予想です。18日は九州や四国で雨が降りだし、19日から20日にかけて太平洋側でも雪や冷たい雨が降るでしょう。今のところ、四国から東海では雪は山沿いが中心ですが、市街地でも一時的に雪の降る所があるでしょう。関東では北部を中心に雪が降り、南部でも雪のまじる所がある見込みです。まだ、雪や雨の範囲や降る量の予想には幅があるような状況です。低気圧の進路や発達具合によっては、雪の範囲が広がったり、降る量が多くなる可能性がありますので、最新の気象情報に注意が必要です。
南岸低気圧が進んだ後は、また強い寒気が日本列島に流れ込むでしょう。日本海側を中心に雪の量が多くなったり、ふぶいたりして、冬の嵐となる恐れがあります。

◆真冬らしい寒さ続く

今週末にかけても、厳しい寒さの所が多いでしょう。北海道は一日氷点下の気温の所が多く、東北南部でも最高気温は5度くらいまでしか上がらないでしょう。関東以西も10度以下の所が多く、真冬らしい寒さが続く見込みです。
この先もしばらく、雪や厳しい寒さに注意が必要です。