2017年は初日の出を拝める所が多いでしょう。ただ、本州の日本海側は曇りや雪の所も。日の出の頃は年始らしい冷え込みの所が多くなりそうです。寒さ対策はしっかりと。

元日の天気は?

クリスマスが終わり、街には早速、門松が飾られるなど、一気に年末ムードに。年末年始の天気が気になっている方も多いことでしょう。上の図は、2017年元旦の天気と初日の出のおおよその時刻です。最新の週間予報によると、大晦日から元日にかけて冬型の気圧配置が予想されます。ただ、等圧線の間隔は比較的広く、冬型といっても荒れた天気にはならない見込みです。このため、北海道と、本州の太平洋側、四国、九州、沖縄は広く晴れて、初日の出を拝める所が多くなりそうです。本州の日本海側は気圧の谷や寒気の影響により、雲が広がりやすく、秋田や青森など東北では雪の降る所があるでしょう。初日の出を見るにはあいにくの空模様となりそうです。

元日の気温は?

各地とも、朝は年始らしい冷え込みとなるでしょう。最低気温は、北海道や東北は広く氷点下。東京都心など、関東以西の市街地でも3度以下と、手足がかじかむような冷え込みとなりそうです。晴れる所は放射冷却が強まり、予想より気温が下がる可能性もあります。また、屋外で長い時間を過ごしていると、体が芯から冷えてくるでしょう。今のところ、季節風が吹き荒れることはありませんが、顔に風を感じたり、木の葉がたえず動く程度に、冷たい北風が吹く可能性があります。岬など、海沿いのスポットは風の強まりやすい場所です。風を防げるコートや手袋など、保温効果のあるインナーなど、寒さをしのげるアイテムを忘れずに用意しましょう。

なお、tenki.jpでは、全国の岬や展望台など、人気スポットの初日の出の時刻をチェックすることができます。さらに、各スポットの所在地から、最新の天気予報にジャンプすることもできて、おすすめです。どこで初日の出を拝むか迷っている方、ぜひ一度、のぞいてみてくださいね!