冬の天気分布が続きそうです。25日は日本海側を中心にホワイトクリスマスとなりました。年末も押し詰まってきましたが、お正月にかけては日本海側を中心に雪の降る日が多くなる見込みです。東北の雪の見通しをお伝えします。

青森県北津軽郡鶴田町・鶴の舞橋
青森県北津軽郡鶴田町・鶴の舞橋

きょう25日の東北は日本海側を中心に雪が降り、津軽平野のほぼ真ん中にある青森県の鶴田町でもホワイトクリスマスとなりました。
写真は日本一長い木の橋「鶴の舞橋」。長さ300メートル、青森ヒバで作られた三連太鼓橋です。
次第に雪の範囲は狭くなって晴れ間が出たため、きょうは青空のもと、雪化粧した橋に津軽富士見湖、そして津軽富士とも呼ばれる岩木山をのぞむことができました。橋の上は例年冬季は雪のため通行止めとなっていましたが、今シーズンは気象条件などが揃えば橋を渡れるようになりました。
ただ通行できても、橋の上は雪が積もっていたり凍っていたりしている所があります。お立ち寄りの際は足元にご注意ください。

東北 冬の天気分布へ

東北は28日(水)ごろから平地で雪が降る目安となる強い寒気にすっぽりと覆われる見込みです。
日本海側は雪・太平洋側は晴れという冬の天気分布となり、寒さがいっそう厳しくなるでしょう。
日本海側にある鶴の舞橋でも度々雪が降って、きょうとは違った表情を見せてくれそうです。
●あす26日(月)
天気は下り坂です。朝は晴れていても、次第に雲が増えて、夜は日本海側で雨、標高の高い所では雪が降り出す見込みです。海上では南西の風が次第に強まるでしょう。
●27日(火)
北部と日本海側では広い範囲で雪が降り、降り方の強まることもあるでしょう。南部の太平洋側は雨や雪は次第にやんできますが、北風が体感温度をググっと下げそうです。
●28日(水)~31日(土)
日本海側の所々で雪が降り、局地的に降り方が強まることもあるでしょう。太平洋側にも雪雲が流れ込むこともありそうです。
朝は広い範囲でマイナスの気温となる厳しい冷え込みが続き、晴れても耳が痛くなるほどの寒さとなる日もあるでしょう。
中川予報士の「冬将軍パワーアップ 仕事納めは激寒」にもあるように、仕事納めの28日は真冬並みの寒さになりそうです。

気になる初日の出・・・

1月1日(日)に初日の出を拝もうと計画をされている方もいらっしゃるかと思います。
今のところ、晴れ間の出る太平洋側を中心に期待できそうですが、まだ予報は変わりそうです。
この先も日直予報士が最新の初日の出予報を発表しますので、こまめにチェックしてみてくださいね。