東北の日本海側や新潟県の山沿いでは、大雪となっています。福島県会津南部の南郷では、24時間の降雪量が66センチに達しています。

大雪の峠は越えつつも、今夜にかけて注意が必要

きのう(16日)から東北の日本海側と新潟県の山沿いでは大雪となっています。また、けさにかけて太平洋側にも雪雲が流れ込みました。
14時までの24時間降雪量は、福島県南会津町南郷で66センチに達しました。同じような地域に断続的に雪雲が流れ込み降雪量が多くなりました。そのほか福島県只見で39センチ、新潟県魚沼市守門で42センチ、岩手県の西和賀町湯田35センチとなっています。
また、雪雲は東北太平洋側の平野部にも流れ込み、岩手県北上24センチ、宮城県古川18センチなどとなっています。冬型の気圧配置では太平洋側は晴れるという印象がありますが、寒気が強かったり、上空の風の風向きや強さ次第で雪雲が流れ込むことがあります。
ただ、きょう(17日)日中は上空の寒気が弱まり、冬型の気圧配置が西から緩んできたため、大雪の峠は越えつつあります。会津南部に出されていた大雪警報は15時15分に解除されましたが、引き続き今夜はじめ頃までは、大雪や電線への着雪に注意が必要です。