きょう(15日)の九州は冷たい季節風が吹き、本格的な冬の訪れを感じさせる寒さになっています。九州の山間部は、あす(16日)にかけてうっすらと積雪する所がありますので、山沿いの車の運転は積雪や路面の凍結にご注意下さい。

15日朝、撮影     福岡市内(左)と福岡と佐賀の県境にある三瀬峠の様子(右)
15日朝、撮影     福岡市内(左)と福岡と佐賀の県境にある三瀬峠の様子(右)

九州 冬の便り

きのう(14日)から流れ込む強い寒気の影響で、九州は冬の便りが届いています。
上の写真は、けさ撮影した福岡市内(左)と福岡と佐賀の県境にある三瀬峠の様子(右)です。
けさは福岡市では一時雨脚が強まり、雨に混じりあられが降り、地面が一時的に白くなりました。
また、山間部では昨夜からの雨が雪に変わり、うっすらと雪が積もった所がありました。
なお、佐賀地方気象台では、きょう天山(標高1046m)初冠雪を観測しました。平年より9日遅く、去年より18日も遅い初冠雪です。

今夜からあすの朝 寒気のピーク

今夜からあすの朝にかけて、九州北部の上空1500m付近には氷点下10度前後と、今季一番の強い寒気が流れ込む見込みです。
あす昼頃にかけて一時雪が降ったり、冷たい雨が降る所があり、山間部ではうっすらと雪が積もる所があるでしょう。積雪や路面凍結のおそれがありますので、山道の車の運転はお気をつけ下さい。
九州の平野部でも、あすにかけて初雪の便りがきかれる所があるかもしれません。