京都では南座に「まねき」があがり、師走の風物詩「吉例顔見世興行」が始まりました。近畿地方の師走は曇り空で始まりましたが、年末にかけて天気はどう移り変わるでしょうか。

まねき

京都では11月30日から年末恒例の「吉例顔見世興行」が行われています。毎年会場になる南座には、歌舞伎俳優の名前が書かれた「まねき」が飾られます。今年は、南座が耐震工事で休館しているため、会場は「鴨川をどり」で有名な先斗町歌舞練場に移っていますが、「まねき」は例年通り南座に飾られています。なお、歌舞練場のほうには「興行まねき」があがっているとのこと。二箇所に「まねき」があげられるのは珍しいことです。是非とも訪れたいものです。

12月の近畿の天気

12月1日気象台発表の最新の1か月予報によると、近畿地方の年末にかけての天気は、日本海側は例年と同じように曇りや雨または雪の日が多く、太平洋側は晴れる日が多くなる見込みです。気温は、9日にかけては平年並みか高めに推移するものの、その後は平年並みになる予想です。

平年並みに推移しても

大阪の平年値を見てみますと、最低気温は12月初めには7度くらいありますが、年末には4度くらいまで下がります。最高気温も、14度くらいから11度くらいまで下がります。平年並みに推移しても、気温はどんどん下がっていきます。今年は12月上旬の気温が平年並みか高めに推移することから、中旬からは一気に寒くなるように感じられるかもしれません。