何かと忙しい師走ですが、12月も日本海側では雪が多くなりそうです。北海道から関東では平年を下回る厳しい寒さも。最新の1か月予報をもとにお伝えします。

12月の天候どうなる?

【1週目(~12月9日)】4日、日曜日から5日、月曜日にかけて低気圧や前線の影響で広く雨が降るでしょう。6日、火曜日から7日、水曜日は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込むため、北海道から北陸の日本海側は雪や雨が降る見込みです。この期間の気温は北海道や東北は平年並み、関東以西で平年並みか高い予想となっていますが、油断はできません。5日、月曜日までは全般に高めですが、6日、火曜日以降はグッと寒くなるでしょう。寒暖の差が大きくなりますので、注意が必要です。
【2週目(12月10日~16日)】冬型の気圧配置が強いでしょう。北海道と東北の日本海側、北陸は平年より雪や雨の日が多くなる見込みです。近畿北部から山陰も雨や雪の日が多くなるでしょう。一方、太平洋側は晴れる日が多くなりますが、冷たい北風が吹きつけそうです。この期間の気温は北海道から関東にかけて平年並みか低く、厳しい寒さの日が多い見込みです。
【3~4週目(12月17日~30日)】度々、冬型の気圧配置になり、北海道や東北の日本海側、北陸は平年同様に雪の降る日が多いでしょう。年末にさしかかり、移動の多くなる時期ですが、交通への影響にも注意が必要です。太平洋側の各地は冬晴れの日が多くなりますが、冷たい北風が吹きつけそうです。この期間の気温は全国的に平年並みの予想で、本格的な冬らしく、寒い日が多くなるでしょう。
【沖縄(1週目~4週目)】平年同様に曇りや雨の日が多いでしょう。暖かさが続いていますが、次第に平年並みの気温になりそうです。
【降雪量(12月)】すでに北海道の内陸部では平年の2倍以上の積雪となっている所もありますが、12月の降雪量も北海道や東北の日本海側は平年並みか平年より多い予想ですので、引き続き雪の降り方にも注意が必要です。
何かと忙しい師走。厳しい寒さの日も多くなりますので、風邪などひかないようお気をつけ下さい。