この先も寒暖の差が大きくなるでしょう。季節が進んだり、戻ったりと服装選びが大変になりそうです。

予想最高気温が平年と比べてどれくらい高い?低い?(全国の地点数の割合)
予想最高気温が平年と比べてどれくらい高い?低い?(全国の地点数の割合)

この先も寒暖差 激しく

昨日の暖かさから一転、今日は寒くなっています。札幌の最高気温は2度5分と昨日より10度くらい低くなりました。北海道では所々で今シーズン一番の寒さとなっています。東京も最高気温が15度に届かず、空気が冷たいままとなっています。
この先も日によって寒暖の差が大きくなりそうです。上のグラフをご覧ください。このグラフは全国のアメダス地点で予想される最高気温が、平年と比べてどれくらい高いか低いかを表したものです。紫や青の範囲が大きいと平年より低い地点が多く、ピンクや赤の範囲が大きいと平年より高い地点が多いことを表します。
17日(木)も最高気温は平年並みか低い所がほとんどで、特に北海道や東北は平年を下回る寒さの所が多いでしょう。ところが19日(土)になると、平年より高い地点が増え始め、20日(日)はピンクや赤が優勢に。20日は季節を巻き戻したかのうような暖かさの所が多くなるでしょう。東京の最高気温は22度の予想で、10月中旬並みの陽気に。関東以西では20度前後まで上がり、昼間は上着がいらないくらいの暖かさとなるでしょう。
ただ、この暖かさは一時的で、来週はまたジワジワと寒気が流れ込んでくる見込みです。23日(水)からはまた平年を下回る地点が増えてきそうです。この先も寒暖の差が大きくなるでしょう。一般的に気温差5度で衣服一枚分といわれています。日によっては5度以上の気温の変化に。上着いらずの暖かさの日もあれば、冬のコートが必要な日もあるでしょう。服装で上手に調節して、体調を崩さないよう、お気をつけ下さい。