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北海道 ホッケは産卵の真っ最中?

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雷電海岸(日本海側後志地方)

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北海道の10日間予報

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北海道は10月以降、上空に強い寒気が入ることが多く、今年は、秋が終わる前から冬本番を思わせるような寒さに、どさんこでも体調を崩す方を多くみかけます。さて、これから12月にかけては、サケと並んで北海道の代表的な魚ともいえる「ホッケ」の産卵が最も活発な時期となります。今回はこのホッケのお話をしたいと思います。

昔からなじみの深い魚 ホッケ

北海道でのホッケは、釣りでも、食卓でも、なじみ深い魚です。春先には主に30cm前後まで成長した2年魚が沿岸に大挙して来遊し、運が良ければ数多く釣れることがあります。また、産卵のために沿岸に近づく晩秋から初冬にかけては、春先よりもやや大型の個体が釣れることがあります。また、ホッケは開きの焼き物や煮つけ、つみれ汁の他、北海道ではフライにして食べるのも人気です。ほくほくとした身がたまらないフライですが、ホッケは鮮度が落ちるのが早いため、生のホッケが出回ることが多い北海道や東北地方ならではの人気レシピかもしれませんね。

産卵に適した海水温

ホッケは、北海道沿岸の水深50m以浅の広範囲で産卵することが知られています。産卵は海水温(平年)が15~17℃となる9月の中頃から始まり、13℃前後となる11月が最盛期で、8℃くらいまで下がる12月中頃にかけて行われるそうです。北海道日本海側の海水温を例にとると、10月上旬まで平年より高めに経過しましたが、その後は上空に入った寒気の影響などで平年並みに落ち着き、10月下旬には平年を下回るようになりました。直近では、図に示すように11月14日時点で、積丹半島沖から津軽海峡西口付近にかけての海面水温はおおよそ10~14℃となっており、この海域では概ね産卵に適した条件となっているようです。

お父さんが大活躍

ホッケは主に沿岸の岩礁域などで産卵します。「新 北のさかなたち」(北海道新聞社)によると、受精後、雌は卵を岩のくぼみなどに押し込んだ後その場から離れますが、雄は孵化までの間、卵に近づく他の魚などの外敵を追い払いつつ、卵に口を当てて新鮮な海水を吹き付ける行動をとります。この行動は卵が孵化するまで続き、この間、雄はいっさいの餌を口にしないそうです。産卵場の海水温にもよるそうですが、こどもは受精から孵化までに50~60日かかるとも言われていますから、その間餌を食べないというのは、人間ではとてもできませんよね。お父さんホッケには頭が下がります。

ホッケは以前より少なくなった?

ここ数年、色々な方々から「ホッケが釣れなくなった」との声、また、インターネット上の情報サイトなどでは「ホッケの値段が高騰」などの文字を見かけることが多くなりました。自分で釣りをしていてもホッケを釣る機会が激減した感があります。すでにホッケは身近な「庶民の魚」から、「高級魚」となってしまったのかもしれません。今後生まれるであろうホッケの子供たちが元気に育ってくれて、いつまでもホッケ釣りができるような環境を残せたらと願うところです。
さて、私も年内に1度はホッケ釣りに挑戦するつもりですが、気になる北海道の天気はどうでしょうか?
北海道は、明日(15日)の午前を中心に雨で風も強まります。午後は強い寒気が入り、日本海側などで広く雪に変わり、ふぶく所もあります。その後も日本海側は北部を中心に雪の日が多く、その他は割合晴れ間の出る日が多い見込みです。
では、気になる釣り日和は・・・?
今週末は、18日(金)から19(土)に、本州方面から移動性高気圧が張り出す見込みで、釣りにはオススメとなりそうです。
しかし、早くも20日(日)には、気圧の谷の影響で道北を中心に天気の崩れる可能性がありますので、釣行の際には最新の気象情報を確認して下さい。


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